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iOS 26:AirCard Injectorでペアリングして、iPhoneで着せ替える

MacでAirCard Injectorを使ってペアリングファイルを作成し、AirCard-iOSに組み込んでiPhoneにインストールします。設定は一度だけで、その後の着せ替えはiPhoneだけで完結します。

  • 約20分
  • 全8ステップ
  • 対象:AirCard Injector v2.0.1 + AirCard-iOS v1.3
  • 更新日:2026年9月25日

始める前に

iPhone
iOS 26以降最低要件
Mac
macOS 14 Sonoma以降最低要件
ケーブル
データ通信に対応したUSBケーブル(充電専用ケーブルは不可)
IPA
オリジナルのAirCard-iOS.ipa(Injectorからダウンロードすることもできます)
インストール方法
SideStore、AltStore、LiveContainerなどのサイドロードツール
補助アプリ
LocalDevVPN(ループバックモード)

注意このガイドは、iPhoneがiOS 26で、手元にMacがあり、その後はiPhoneだけで着せ替えたい場合向けです。iOS 27以降なら、まずAirCard-iOSのガイドをご覧ください。iPhone上で直接ペアリングできます。一度だけ着せ替えたい場合でMacがあるなら、AirCard(Mac版)のほうが簡単です。

バージョンの確認方法:iPhoneでは「設定」>「一般」>「情報」を開きます。Macでは画面左上のアップルメニュー>「このMacについて」を選択します。

手順

  1. ステップ1:AirCard Injectorをダウンロード

    AirCard InjectorのGitHub Releasesページ⁠(新しいタブで開きます)を開き、最新バージョン(現在はv2.0.1)のAssetsからAirCardInjector.dmgをダウンロードします。dmgを開き、中のアプリを「アプリケーション」フォルダにドラッグします。

    注意AirCard Injectorはmerybist⁠(新しいタブで開きます)が開発したサードパーティ製のツールで、AirCard-iOSの公式ツールではありません。AirCard-iOSの公式ドキュメントには、今もiOS 27以降が必要と書かれています。iOS 26で使えるかどうかは、今のところInjectorの作者自身による動作確認(iPhone 14 Pro、iOS 26.5.2、AirCard-iOS v1.3)しかありません。AirCard-iOSの作者Mak5erはXでその紹介をリポスト⁠(新しいタブで開きます)していますが、iOS 26でiPhoneがまったく検出されないというユーザーの報告もあります。

    ヒントダウンロードは公式リポジトリからのみ行い、出所の分からない改変版は使わないでください。ペアリングファイルの作成には、内蔵されているjkcoxsonのオープンソースツールidevice_pair⁠(新しいタブで開きます)を使います。

  2. ステップ2:初めて開くとき

    「アプリケーション」フォルダでAirCard Injectorをダブルクリックします。macOSで開けないと表示された場合は、Appleの開発元が不明なMacアプリを開く⁠(新しいタブで開きます)の説明に従ってください。開いたあと、「書類」フォルダや「ダウンロード」フォルダ内のファイルへのアクセスを求められたら、「許可」をクリックします。ペアリングファイルをこの2つのフォルダから探すためです。

  3. ステップ3:iPhoneを接続して信頼する

    iPhoneをUSBケーブルでMacに接続し、ロックを解除したままにします。iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら、「信頼」をタップしてパスコードを入力します。Macでアクセサリの接続を許可するよう求められたら、「許可」をクリックします。Injectorの「Step 1」に「iPhone connected via USB」と表示されれば接続完了です。ケーブルを替えたり接続し直したりしたときは、「Refresh」をクリックして検出し直します。

    ヒント「No iPhone detected via USB」と表示された場合は、iPhoneのロックが解除されていて「信頼」をタップ済みかを確認し、データ通信に対応した別のケーブル(充電専用のケーブルもあります)や別のUSBポートを試してください。ハブを使わず、Macに直接つなぐのがおすすめです。そのうえで「Refresh」をクリックします。FinderのサイドバーにもこのiPhoneが表示されない場合は、ケーブルか信頼の設定に問題があります。信頼の確認が表示されない場合や、誤って「信頼しない」をタップした場合は、Appleのこちらの説明⁠(新しいタブで開きます)に沿ってリセットしてから接続し直してください。

  4. ステップ4:ペアリングファイルを作成

    Injectorで「Launch Key Generator (idevice_pair)」をクリックして、内蔵のidevice_pairを開きます。idevice_pairのデバイスメニューでお使いのiPhone(名前の後ろに「USB」と表示されます)を選び、「Remote pairing」を選んで「Create」をクリックします。iPhoneにもう一度コンピュータを信頼するかどうかの確認が表示されたら、「信頼」をタップしてパスコードを入力します。完了したら「Save to file…」をクリックし、標準のファイル名「pairingFile.plist」のまま「書類」フォルダか「ダウンロード」フォルダに保存します。Injectorが自動で見つけ、右上に緑色の「RemotePairing ready」が表示されたら次に進みます。

    注意ペアリングファイルには、このiPhoneに結び付いた認証情報が含まれています。issue、SNS、チャットに投稿したり、スクリーンショットに写したりしないでください。次の手順で作成するIPAにも含まれるため、そのIPAもほかの人と共有しないでください。

    ヒント作成中は、iPhoneのロックを解除してホーム画面を表示したままにしてください(iPhoneにパスコードが設定されている必要があります)。Injectorがファイルを自動で見つけない場合は、パス欄の横にある「Browse…」をクリックして、保存した.plistファイルを選びます。「RemotePairing ready」以外の状態(「Legacy Lockdown」や「Missing alt_irk」など)が表示された場合、作成したのは必要なRemotePairing用のペアリングファイルではありません。idevice_pairに戻って「Remote pairing」を選び、作成し直してください。

  5. ステップ5:専用のIPAを作成

    「Step 2」のメニューでAirCard-iOSのバージョンを選びます。通常は「Latest Release」と表示された最新版を選ぶと、InjectorがGitHubから自動でダウンロードします。ダウンロード済みのオリジナルのAirCard-iOS.ipaを使う場合は、「Choose Custom .ipa…」をクリックして選びます。次に「Inject Pairing & Create Ready IPA」をクリックし、保存先を選びます(標準のファイル名は「AirCard-iOS-Ready.ipa」)。「IPA created」と表示されれば完了です。「Reveal in Finder」をクリックすると、作成したファイルを確認できます。新しいファイルとして保存されるので、元のIPAは上書きされません。

    ヒントバージョンのメニューが表示されない場合(インターネットに接続していないときなど)は、「Choose Custom .ipa…」をクリックして、Macに保存してあるオリジナルのIPAを選びます。「Failed to Create IPA」と表示された場合は、完全なオリジナルのIPA(Payloadフォルダとその中の.appが入っているもの)を選んでいるかを確認し、別のファイル名で保存し直してください。

  6. ステップ6:新しいIPAをサイドロードでインストール

    作成したIPA(オリジナルのものではありません)を、SideStore⁠(新しいタブで開きます)、AltStore⁠(新しいタブで開きます)、LiveContainer⁠(新しいタブで開きます)などのサイドロードツールでインストールします。手順はAirCard-iOSのガイドと同じです。

    ヒントTrollStore⁠(新しいタブで開きます)はiOS 17.0以前にしか対応していないため、iOS 26では使えません。

  7. ステップ7:LocalDevVPNをオンにする

    App StoreからLocalDevVPN⁠(新しいタブで開きます)をインストールし、ループバックモード(アドレスは10.7.0.1または127.0.0.1)で実行します。ペアリングファイルで省けるのは「デベロッパモードでペアリング」の手順だけです。AirCard-iOSがiPhone上のシステムサービスに接続するには、引き続きLocalDevVPNが必要です。

    ヒントLocalDevVPNは中国本土のApp Storeでは配信されていないため、中国本土のApple Accountをお使いの場合は、ほかの国や地域のApple Accountでダウンロードしてください。オープンソースのプロジェクト⁠(新しいタブで開きます)でもあります。

  8. ステップ8:iPhoneで着せ替える

    AirCard-iOSを開き、「Pairing」タブの「Active Pairing」を確認します。緑色のチェックマークとペアリングファイル名が表示されていれば、「デベロッパモード」でペアリングする必要はありません。「Not Paired」と表示される場合は、下のヒントに沿って、先にペアリングファイルをAirCard-iOSに入れてください。その後は、AirCard-iOSのガイドの「カードデザインを用意」から進めます。これからの着せ替えはiPhoneだけで完結し、パソコンは不要です。

    注意iPhoneを消去した場合や、「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」で「位置情報とプライバシーをリセット」をタップした場合(すべてのコンピュータへの信頼が解除されます)は、Macに戻ってペアリングファイルを作成し直し、IPAを作成し直してインストールしてください。

    ヒントAirCard-iOS v1.3のソースコードを見る限り、ペアリングファイルはアプリ自身のフォルダからしか読み込まれないため、IPAに組み込んだものは読み込まれないことがあります。その場合は、ペアリングファイルを直接AirCard-iOSのフォルダに入れてください。AirCard-iOSの公式ドキュメントでも紹介されている方法です。iPhoneをMacに接続した状態で、FinderのサイドバーでiPhoneを選択し、「ファイル」タブをクリックして、pairingFile.plistをリスト内のAirCard-iOSにドラッグします。そのあと、AirCard-iOSを開き直します。